その三十一 「鮨なんば」

 難波英史氏は都内のすし店に勤めた後、2006年に32歳で独立して荻窪「鮨なんば」を創業し、その後、2011年に阿佐ヶ谷に場所を移した。2018年には日比谷ミッドタウンの開業にともない阿佐ヶ谷の店を二番手の高岡俊輔氏に託し、「鮨なんば日比谷」を開く。シャリにこだわり、徹底した温度管理を行う。

 三浦健太氏は赤坂の料亭「菊之井」で修業し、独立を目指して阿佐ヶ谷の「鮨なんば」で腕を磨いた。「鮨なんば日比谷」の開店当初には店に入り、その後、2019年に麻布十番「鮨みうら」を開く。

 阿佐ヶ谷「鮨なんば」「鮨なんば日比谷」で二番手を勤めた小川洋史氏が「すし処 美波」を青山に2020年4月開業。

 

 

(追記)2020年8月12日

 高岡俊輔氏は1988年東京都出身。魚屋で働いていた19歳の時に荻窪「鮨なんば」に入店。2018年に難波英史氏がミッドタウン日比谷に移り、阿佐ヶ谷の店を任されていた。

 2020年5月から店名を「鮨しゅん輔」とした。

 

(追記)2021年10月11日

 「鮨なんば日比谷」で修業した梢ひろし氏が高輪に「鮨梢」として独立。2021年9月にプレオープンし、10月13日正式オープン予定。

 

(追記)2022年10月4日

 麻布十番「鮨みうら」が2022年9月30日にいったん閉店。今後、場所を移して開業予定。

 

(追記)2022年10月4日

 西崎亮平氏は、15歳から幡ヶ谷のすし店で修業を始め、和食などを経て「鮨なんば日比谷」で修業、「鮨しゅん輔」の二番手を経て2022年4月、東北沢に「鮨西崎」を開店。

 

(追記)2023年3月14日

 赤坂の料亭「菊之井」出身で、阿佐ヶ谷の「鮨なんば」、日比谷ミッドタウンの「鮨なんば日比谷」で修業した三浦健太氏の麻布十番「鮨みうら」は2022年9月30日にいったん閉店となったが、2023年4月12日に東京ミッドタウン近くの赤坂に移転オープン。

 

(追記)2023年7月25日

 以前から不規則に営業していた「鮨なんば四谷」を系譜に追加。「鮨なんば日比谷」で修業した高梨勇磨氏が担当。

 

 

 







 

 

 

  • 参考書籍

 

dancyu」2017年1月号 プレジデント社

「美味サライ」 今行くべき口福の鮨 2019年10月 小学館

「寿司を極める。」 2018年 宝島社