「寿司田」は1951年に経営の佐田勉氏が飯田橋に創業した「房乃寿司」に始まる。その後1955年、日本橋茅場町に「寿司田」を開業、その時の板長は「三長会」の佐藤清一氏であった。現在の代表取締役社長は佐田都史夫氏で「寿司田」の他、「乾山」「写楽」「古径」などを全国に展開している。
その「寿司田」グループ出身としては、「鮨よしたけ」の吉武正博氏や「すし金子」の金子氏などがいる。
「すし佐竹」(閉店)の佐竹大氏も「乾山」出身。
また、全国には「寿司田」グループからの出身者は多く、青山「海味」の平公一氏も「乾山」での修業歴がある。
ホテルニューオータニ大阪の「乾山」出身としては大阪「黒杉」の黒杉章宏氏などがいる。その他「写楽」「古径」からも「寿司田」グループの出身者多数。
- 参考書籍
「銀座のすし」山田五郎著 文春文庫 2013年(株)文藝春秋
「dancyu」2006年1月号 プレジデント社
「dancyu」2018年8月号 プレジデント社
東京生活別冊「東京のすし通になれる本」 2006年 枻出版社