その六十五 「鮨なかむら」

 中村将宜氏は「高麗橋吉兆」の出身だが、すしに関してはほぼ独学で会得したとのこと。2000年4月、32才の時に六本木「鮨なかむら」をオープンした。最初は六本木のバス屋台、次に龍土町の6坪あまりの小さな店に移転、2年後の2002年5月に現在の店を構えた。2016年には京都祇園に「祇園鮨なかむら」をオープンし、中村将宜氏が1週間に1日だけ京都の店を開いている。

 「鮨なかむら」の出身の一人、相澤博久氏は学芸大学の「すし屋の芳勘」で10年あまり修業し、その後「鮨なかむら」で4年ほど修業して2011年に渋谷に「鮨あい澤」をオープンした。

 麻布十番「鮨詠心」の中村詠心氏も「鮨なかむら」で4年ほど修業。オープンした時、中村詠心氏は23歳。

 

(追記)2023年4月23日

 麻布十番「鮨詠心」は2023年4月17日、大宮に移転オープンした。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

〜 今後の予定〜

 

その六十六 「おかめ鮨」