「久兵衛」出身者の一人、金坂真次氏が率いるいわゆる「かねさかグループ」に所属する職人は多く「かねさか」出身者の新規独立・開店も多数。グループとしては「鮨かねさか本店」の他に「鮨かねさかパレスホテル東京店」、「すし家」、「鮨こじま」(閉店)、「鮨一新」、「鮨一柳」などがあり、海外にも店舗を展開している。ホテル西洋銀座に入っていた「真魚」はホテルの閉館にともない閉店(移転)して「鮨一柳」となる。「鮨こじま」の閉店した場所には「すし家」が移転した。
岩央泰氏の「鮨いわ」は2008年6月に開店し、2012年9月には「小十」のあった場所に「いわ」として移転、さらに「銀座いわ別館」が閉店し、その場所に「銀座いわ」として移転している。
「鮨かねさか」出身者としては、他に「鮨ふじ田」の藤田真一郎氏、「鮨まつもと」の松本瑞穂氏がいる。「すし家」の一番手だった石山孝雄氏は「鮨いしやま」として独立、「真魚(西洋銀座)」(閉店)や「いわ別館」(閉店)で修業した月生田光彦氏は中目黒に「鮨つきうだ」として独立した。
(追記)2019年12月3日
麻布十番に「すし家 祥太」が2019年11月開店。店をまかされたのが赤坂「鮨 一新」の二番手だった翔太氏とのこと。
(追記)2020年2月11日
「鮨 こじま」は閉店後、2019年11月に銀座に移転オープンした。
(追記)2020年6月24日
南青山三丁目交差点の「青山ベルコモンズ」の跡地に、オフィス・商業施設・ホテルを含む「ジ・アーガイルアオヤマ」が開業。その「青山グランドホテル」内に「青山鮨かねさか」がオープン予定。
(追記)2020年8月14日
2020年8月5日に「青山グランドホテル」が開業し、同日より「青山鮨かねさか」がオープン。
(追記)2020年7月11日
平河町のザ・ホテルキタノ東京に2020年7月3日「すしおうみ」がオープン。銀座「鮨かねさか」で修業をつんだ「三平さん(愛称)」こと近江英之介氏が提供する。
(追記)2021年5月22日
「鮨おにかい」の姉妹店、「鮨おにかい+1(たすいち)」が中目黒に2020年12月1日にオープン、「鮨うらおにかい」が八丁堀に2021年5月19日オープン。
(追記)2022年4月3日
「銀座いわ」で修業した岡部巌氏は、赤坂「おあしす碧赤坂店」でつけ場に立ち、同店を2022年4月1日「すしいわお」としてリニューアルオープン。
(追記)2022年10月9日
「銀座久兵衛」で修業し、シンガポールの「Shinji by Kanesaka」にいた深澤恵介氏が、2022年4月に「銀座ふかさわ」をオープン。
(追記)2022年10月9日
以前、そば処「永田町黒澤」だった場所に、2022年7月13日「永田町・鮨かねさか」が開業。店長は「銀座かねさか」で修業の後、2014年からマカオのCITY of DREAM CROWNホテルに務めていた大隅達氏。
(追記)2023年1月9日
「銀座久兵衛」「鮨かねさか」などで修業した手塚由裕氏が2022年11月1日、「銀座鮨佑」を開業。
(追記)(追記)2023年1月9日
「鮨かねさか」出身の矢作直徳氏の「神楽坂鮨りん」(2013年2月26日開業)と、「神楽坂鮨りん」で修業して2022年10月3日にオープンした篠原光一氏の「赤坂鮨しの」を追加。
(追記)2023年9月17日
かねさかグループの銀座「すし家」の橋本守氏は、2023年6月15日、銀座「鮨守」を独立オープン。