その三十七 「鮨よしたけ」

 吉武正博氏は高校卒業後に「寿司田」に入社し、銀座「写楽」で修業を始めた。その後「寿司田」グループのいくつかを回り、ニューヨーク店に移動、帰国後は東陽町のすし割烹や六本木にあったベルファーレ内の「香花」に勤め、2004年、六本木七丁目に「すし吉武」として独立した。その後、2010年に銀座に移転し、「鮨よしたけ」と改名して現在に至る。2012年には香港「Sushi Shikon(すし志魂)」を開店した。

 「鮨よしたけ」出身としては、「鮨きむら」の木村浩司氏、北海道の「すし宮川」の宮川政明氏などがいる。宮川政明氏は2019年にマンダリンオリエンタル東京に「鮨心by宮川」をオープン、料理長は宇野哲也氏が務める。

 六本木の「鮨きのした」は吉武正博氏プロデュースの店で、オーナーは実業家の木下氏。板長の佐藤準一氏は都内すし店での修業歴があるが「鮨よしたけ」での経験はない。

 

(追記)2021年3月10日

 「鮨きのした」の現在の板長は中村慎亨(のりあき)氏。

 松山市「くるますし」の二代目高平康司氏は「鮨よしたけ」出身。「鮨青木」などでも修業歴があるとのこと。(当ブログの閲覧者様から情報をご提供いただきました。)

 

(追記)2021年3月23日

 六本木の星条旗通りにある「鮨きのした」で板長をしていた佐藤準一氏が2021年3月7日、新富町に「鮨忠(ただ)」を開店。

  

 

 

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  • 参考書籍

 

「銀座のすし」山田五郎著 文春文庫 2013年(株)文藝春秋

dancyu」2006年1月号 プレジデント社

「美味サライ」 今行くべき口福の鮨 2019年10月 小学館

 東京生活別冊「東京のすし通になれる本」 2006年 枻出版社