その二十 「すし処宮葉」

 「すし処宮葉」の宮葉幹男氏は「與兵衛鮨」の流れを汲むとされる江戸時代よりすし屋を営む老舗(詳細は不明)に生まれ、京橋「幸鮨」の七代目の元で修業をした。「幸鮨」の八代目となるが「幸鮨」は閉店。その後、全国各地の名店で修業し、1989年に浜松町に「すし処宮葉」を開業した。江戸前ずしの本流を受け継ぐ最後の職人と呼ばれていたが、2015年に鬼籍に入られた。その後は弟子が引き継いでおり、現在は山田正樹氏が「宮葉」の伝統を受け継ぐ。

 「すし処宮葉」の弟子としては「鮨まつ」の菊池将貴氏、「鮨坂本」の坂本潤氏がいる。坂本潤氏は長くシドニーのすし店に勤め、サーフィンを趣味とし英語も堪能。2019年に国立競技場近くに店を開いた。

 

 

(追記)2020年3月22日

 2019年8月、五反田に宮葉幹男氏の弟子の小間一茂氏が「江戸前寿司 間」を開店。

 

 

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  • 参考書籍

  

「美味サライ」 今行くべき口福の鮨 2019年10月 小学館